キマイラギターズ・マガジン

YouTubeチャンネル「キマイラギターズ」の別館。

中華エフェクターキットの闇を垣間見た。

どうも、岩井です。

 

友人から中華エフェクターキットを譲り受けました。

ケンタウロスのクローンです。

 

「キットなんて楽勝で作れるから気が向いた時にサクッと作ろ~っと」

 

なんて思っていたら痛い目に合いました。

ブチギレ案件です。

 

 

真夜中に酒を飲みながら作っていたんですが

結論から言うとマトモに音が鳴りませんでした。

 

製作中も封入されていたコンデンサの値が間違っていたりと

怪しいポイントはあったんですが

 

岩井はこの後、1週間を無駄にします。

 

僕にこれを譲ってくれた友人も同じように音が出ないようでした。

 

2人で連絡を取り合って

「ICが悪いんじゃないか」

「どこか電解コンデンサの極性が逆なんじゃないか」

などと検証していたのですが

 

原因は意外なところにありました。

 

なんと

 

そもそもプリント基板の設計にミスがあったのです。

 

 

ミスがあるのはこの赤く塗った個所です。

 

ここ、本当はGNDに落ちるべき箇所なんですが

周りのパターンに囲まれていて他のGND箇所から孤立してしまっています。

なので…

このように他のGND箇所にジャンプ線を繋いでやるとあっさりと音が鳴ったわけです。

 

完全に製造元のミスですね。

これに気づくのに1週間かかりました。

ブチギレです。

 

いやこのキット上級者向け過ぎません…?

 

そして肝心の出音はというと悪くはないのですが

なぜかゲインを上げると「ピー」と高周波ノイズのようなものが鳴ってしまいます。

この症状は友人の個体には無く、僕の物だけのようでした。

 

まだ検証していませんが、ICを交換したら直ったりするんでしょうか。

正直このキット、しんどいです。

 

ウワァン…