中華エフェクターキットの闇を垣間見た。
どうも、岩井です。
友人から中華エフェクターキットを譲り受けました。
ケンタウロスのクローンです。
「キットなんて楽勝で作れるから気が向いた時にサクッと作ろ~っと」
なんて思っていたら痛い目に合いました。
ブチギレ案件です。
真夜中に酒を飲みながら作っていたんですが
結論から言うとマトモに音が鳴りませんでした。
製作中も封入されていたコンデンサの値が間違っていたりと
怪しいポイントはあったんですが
岩井はこの後、1週間を無駄にします。
僕にこれを譲ってくれた友人も同じように音が出ないようでした。
2人で連絡を取り合って
「ICが悪いんじゃないか」
「どこか電解コンデンサの極性が逆なんじゃないか」
などと検証していたのですが
原因は意外なところにありました。
なんと
そもそもプリント基板の設計にミスがあったのです。
ミスがあるのはこの赤く塗った個所です。
ここ、本当はGNDに落ちるべき箇所なんですが
周りのパターンに囲まれていて他のGND箇所から孤立してしまっています。
なので…
このように他のGND箇所にジャンプ線を繋いでやるとあっさりと音が鳴ったわけです。
完全に製造元のミスですね。
これに気づくのに1週間かかりました。
ブチギレです。
いやこのキット上級者向け過ぎません…?
そして肝心の出音はというと悪くはないのですが
なぜかゲインを上げると「ピー」と高周波ノイズのようなものが鳴ってしまいます。
この症状は友人の個体には無く、僕の物だけのようでした。
まだ検証していませんが、ICを交換したら直ったりするんでしょうか。
正直このキット、しんどいです。
ウワァン…